コラム

3.構想

フィーチャリングのリストを作ろうと思っています。 というのも、ラッパーは何かしらのグループにいる場合があります。 代表的なものだと、UBG(ZEEBRAとか)、走馬党(ラッパ我リヤとか)、 FG(ライムスターとか)、雷家族(TWIGYとか)、NMU(DABOとか)など。
そのグループ内での絡み、要はフィーチャリングは多いです。 しかし、グループ外でのそれもかなりの数あります。 多くの絡みがあったのは誰か、とか、前者と後者の比率がどの程度なのか、とか、全く絡みがないこともあるのか、 とか色々調べてみようと思います。
ただ、いかんせん情報が古い。ここ10年はロックばかり聴いていたもので、 もう最近の新譜なんか全く聴いてないと言っていいくらいです。 (ディスコグラフィーの更新されてなさを見ればお分かりいただけるかとは思いますが)
これを機に、新規開拓するのもいいかなと思います。 ひとまずは、今のディスコグラフィーから引っ張ってみます。 (テキストの編集効率は、正規表現を覚えたこともあり10年前と比べて格段に上がってますので、 結構早く出来るかと思います。1月中にとりあえずアップします。多分。)

2.地方マンセー

2000〜2001年頃から地方勢が熱い。熊本はガキレン、名古屋はモサド、イルマリアッチ、トコナ、 茨城はLTS、仙台はガグル、札幌ブルハに京都マグマに大阪は韻踏・韻シ・ドベ などなどなど・・・
HIPHOPは東京だけのもんじゃねえ!ってのを体言してくれた上記の方々。 お疲れ様です。レペゼン東京は聞き飽きた。 みんな同じこと言ってる。「俺は都会の真ん中でたくましく生きてんだ」 うん。東京に住んでる人みんなに言えますね。
これ以上言うとサグな面々にボコられるのでやめますが、 正直、「東京賛歌」「23区賛歌」には飽き飽きしてたわけです。 そこに現れたのが彼ら。方言なんてつかっちゃってね(特にトコナ・ガキレン。ばってんりんご聞くべし)、 もう何て言ったらいいのやら。ストリート万歳!とでも言っておこうか。
地元を歌う。地域愛の心。それが彼らに共通しているものであって、 根底にあるものなんじゃなかろうか。東京への反骨と言うよりも、 素直な地元を愛する気持ちを歌にした。そんなものを感じる。
県庁所在地だからそれなりに人で賑やかであるにもかかわらず、 「東京じゃない」というだけで馬鹿にされ続けてきた諸都市のストリート。 昨今の地方シーンの盛り上がりが、そんな下らないイメージを吹っ飛ばしてくれることを期待。 まあ、一つ言えることはあれだ。
「『田舎だ』と意識するのが田舎者」

1.完全に浦島太郎状態。

シーンの動向をチェックしてないと、こうも取り残されてしまうのか・・・なんて爺さんみたいなことを言ってみる。 バイファー、いつの間に再結成してんだよ・・・。今更ながらおめでとうと言うべきか「今更かよ!」と突っ込むべきか・・・うん。 聴いたけど、昔より垢抜けしてるね。声質とかフロウも○○○BR○とか○○W○RDみたいに滅茶苦茶変わってないし。
今の若い子もすんなり聴ける音だし特に何も言うことないんだけど、俺が歳をとったのが一番の原因なのか、 昔の方がすきだったなあ、と。確かにあの頃(BPTDとか切り札とか)は今ほど洗練されてないし、 レコーディングの技術も今より未熟だったのか(10年近く前だし)若干音質悪いしで、 多少のチープさはあった。でも、シンクタンクとか初期のニトロなんかにも通じる「煙たさ」「異様さ」を 感じることが出来た。
あのときのCDを聴いてたのは高一か高二くらいだったけど、 カンケリに関してはその頃から(ヒットチャートではまだまだだだったけど)有線でちょくちょく耳にするようになってた。 そうして有名になる前の、2000年頃のキックの評価(といっても2chとかインカの話だがw)はかなり高かったのを覚えてる。 バイファーも同じく。こうしてみると、ヒップホップって多少アングラびいきなところがあるなあ、って感じる。
歳をとって嗜好が変わったのか、それとも有名になってアーティストがセルアウトになったのが 気にくわないのか、いったいどっちなんだろうって今でも時々思う。多分、どっちもあてはまるんだろうし、 これからも昔の曲ばっかり聴いてるだろうね。
まあ、こんな感じこんな感じ〜でコラムは完全に思いつきで書いてみる。 事件簿は一応歴史(大げさだがw)モノなんで、時間とか気にせずに書きたいものはこっちに書く。 次回は、まあこれは事件簿に書くかこっちか迷ってるんだけど、2000年前後に ガキレン、モサド他、地方勢がたくさん登場してシーンに盛り上がりを見せたことを書こうと思う。
analyze

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